40過ぎまで現役だったレジェンドから学ぶ.3「イチロー」

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イチロー選手の言葉は名言だらけだが、今回選んだ言葉は「恐怖」、つまりストレスに関すること。

 

ある程度結果を残してくると、必ずそれを失うことへの恐怖が芽生える。

 

だからより練習できるし、努力ができるとイチロー選手は語る。

 

実は、僕達の先祖が動物と共存し常に死の危険に晒されていた時代は、恐怖やストレスがあったからこそ僕たちの先祖は生き残ってこれた。

 

恐怖やストレスが悪なのではなく、その恐怖やストレスをどう捉えるのかが問題なのだ。

 

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失敗を恐れてはいけない

「もう打てないんじゃないかという恐怖は常についてまわるんです。結果を残してきた人ほど不安と戦ってきたはずだし、恐怖心を持っていない人は本物じゃない。その怖さを打ち消したいがために練習するわけです。」

 

スポーツにはイメージすることの能力も重要だと僕は感じていますが、そのイメージには2つある。

 

・一つは最高のパフォーマンスのイメージ

・最悪のパフォーマンスのイメージ

 

 

当然のことだが、最高のイメージを持てと教えられることはあっても最悪のイメージを描くことを教えられることはない。

 

でも、僕たちは良い結果を得ることよりも、悪い結果を得ることを恐れ、それを回避する行動を取る傾向にある。

 

 

悪い結果を思い浮かべることは仕方ない。

 

 

でも、それは「ここまで積み上げたものを失いたくない」というモチベーションに変えることができるはずだ。

 

 

僕はこのブログで何度も書いているが、トレーニングをサボりたくなったら僕は鏡を見る。

 

鏡をみて現実を目の当たりにすると、イチロー選手の100万分の1しか努力していない僕でも自分が築き上げてきたトレーニングの成果が、もし今日さぼって無駄になると思うと、今日もトレーニングをしようと考えるようになる。

 

 

「スタンフォードの自分を変える教室」が大ヒットしたケリー・マクゴニガルさんは、TEDの動画でストレスに関して興味深いスピーチをしている。

 

 

ストレスは健康にとって害である、ただしそれはストレスを「健康に害を及ぼすと 信じていた人たち」だけに当てはまる可能性があるそうだ。

 

 

ストレスを感じたとしても無害だと信じている人たちはストレスによる死亡リスクは増えないという研究結果から導かれた結論だそうだが、

 

 

不安を感じたりすると、心臓が高かなり、視野が狭くなり、汗を書いたりするときに自分はいまストレスを感じていると自覚するが、

 

 

これは悪い傾向なのだと思うのではなく、これから起こることに身体が反応できるように準備していると捉えることによってストレスの害を軽減することができる。

 

 

僕達の先祖は、動物に襲われる危険を感じた時、そのための準備をするために身体が反応するように進化したのだと思われる。

 

 

何かを始めようとした時に、ストレスを感じてそれをやめてしまったり、悪いことばかりが頭に浮かんだとしても、それは身体が反応するための準備と捉える、ストレスを感じているのではなく正常な反応なのだと捉え、適切な準備をする。

 

 

イチローが不安を消すために練習するとは彼なりのストレスとの上手なつきあい方なのかもしれない。