僕はバイブルを得て脳を鍛える有酸素運動を始めた

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「脳を鍛えるには運動しかない」という本を読んでトレーニング=筋トレだった僕が、走ることをトレーニングに加えた。

 

この本の内容を簡単に紹介すると

 

本の表紙に書かれているブレッドはこんな感じ

 

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・運動をさせた子供は成績があがる
・運動をすると35%も脳の神経成長因子が増える
・運動をすることでストレスや鬱を抑えられる
・運動で5歳児のIQと言語能力には大きな差がでる
・運動する人はガンにかかりにくい
・運動を週2回続ければ認知症になりにくい

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この本の主張は明快だ。

「運動バカ」ではなく「賢い運動選手」が新しいステレオタイプであるということ。

 

運動バカという言葉には、運動選手は運動はできるが勉強はできない、逆に勉強がデキる子は運動はできないというパラダイムがあるが、これを「脳を~」は完全に破壊する。

 

運動が苦手だと思われている子はできないのではなく、彼らなりに必死になって一生懸命に運動に取り組んでいる。

 

しかし、それが教師や第三者からはわからないので、もっと運動に真面目に取り組めと叱られ運動が嫌いになるという、負の連鎖をこの本は心拍数計を使うことで断ち切った事例を紹介する。

運動は所得の低い子供でも高い子供でも誰でも平等に取り組むことができる。

 

そしてここが一番大切だが、運動は成績の向上につながる。

 

僕のような大人は運動の成果を試験のような目に見える形で確認することができない。

 

そこで僕が注目したのは、運動をすると気分がすっきりするという点である。

 

学術的に言えば、それは心臓から血液がたくさん流れて脳がベストの状態になるからだということになるだろうが、この本を読めば運動は脳を育てて、よい状態に保つために必要であり、さらに副次的な効果に筋力や心肺機能の向上というおまけもついてくることが分かる。

 

この本はランナーズ・ハイのような曖昧な概念を使って説明するのではなく、ラットによる実験を経て実際に人間で観察した結果から導いた答えなので疑う余地は全く無い。

 

運動によって「人生を変えることができる」という著者の主張は注目すべき点である。

 

運動を実践してもなかなか脳がどのように進化していくかを僕のような一般人が計測するのは難しい。

 

計算問題を運動した後に解いてみたりすれば計測が可能かもしれないと考えたりしたが、僕にとっては単純な知能アップよりも魅力的な点がこの本に書かれている。

 

僕はどちらかといえばマイナス思考で失敗を恐れるあまり行動する決断が遅い傾向がある。

 

だがこの本によると

健康な身体はワーキングメモリーなど注意力に関する項目がよりバランスがとれる
間違いを発見したあと、落ち着きを取り戻し次に間違えないようにする傾向がある
運動によってストレスによるダメージから回復する速度をあげることができること、
運動をして準備を整えれば落ち着いて集中して前向きな気持で望めること

 

例えば面接やプレゼンや商談のように時間が決まっていて確実にストレスを負うとわかっている日の朝運動をしておくことで、脳と身体の準備が整うのでより良い結果を出せる可能性があるかもしれない

もし失敗してストレスを感じたり落ち込んだとしても、運動をすることでそのダメージを解消できるかもしれない。

運動を継続することで行動した後に起きるで可能性のある失敗を恐れなくなり、決断のスピードがあがるのならば、それは「人生が変わった」といえると僕は思う。

 

残念ながら、まだこの本と出会って数ヶ月なので、自分は変わったなと実感はできない。

 

だが、何かストレスを感じたり、嫌なことがあると「よし運動するか」と行動に移せるようにはなった。

それなりに負荷をかけているので運動中は失敗やストレスを感じていたことを忘れられる。

運動後にきれいさっぱり忘れて気分爽快!!とはいかないものの、これを継続していけば変化が起きるかもしれない。

 

追記:僕は最近友人との予定をドタキャンし、こっぴどく怒られた。

 

100%自分が悪いのだが、僕は気持ちを切り替えるのが下手なので、最悪の一日を迎えそうな予感がした。

 

その日は休養日だったので、何もトレーニングをしない日だったが、僕はいつものローテを変えて走りにいった。

 

 

その日走った時間、距離は今までで最高を記録した。

 

走り始めは友人を怒らせてしまったので、どうやって関係を修復するのかについてばかり考えていたが、呼吸がくるしくなるにつれて考えるのをやめて、呼吸が楽になるとまた少し考え始めてを繰り返した。

 

僕にとっては長い距離、時間走ったわけだが、友人との関係を修復する魔法の言葉が見つかったわけではない。

 

そこまで運動は万能ではない。

 

でも、走り始める前に比べれば、気持ちを切り替えて何をするべきなのかについて整理することはできたように感じる。

 

問題が起きたら運動をしてみるという選択は個人的には悪く無いと思っている。

 

運動にデメリットってあるの?

運動することのデメリットはたったひとつだ。

 

たくさんあるメリットがいつ自分に訪れるのかわからないということだ。

 

何も起きなかったという人は起きる前に運動を辞めてしまった人であり、いつこの本に書かれているような効果が訪れるのかは完全に個人によって異なる。

 

そしてもう一つ、これをデメリットと呼んでいいのかわからないが、強制的に運動をさせても意味がない。

 

あくまでも自主的に運動に取り組まないと運動の効果を得ることはできない。

 

仕事で身体を動かしていても運動不足になるのはこのためだ。

もし仕事中に身体を動かしているときに「これは運動で自分にとってよいことをしている」と完全に思い込めれば運動の効果を得ることは仕事中でも可能になるかもしれないが、あくまでも僕の仮説にすぎない。

 

本で証明されていることはあくまでも自主的な運動以外は効果がないという点なので、自主的に運動をすることがポイントになる。

 

誰かのケツをたたいて無理やり運動をさせても意味はないのだから、子供のIQや言語能力に影響があるからといって子供を無理やりランニングさせても意味が無い。

 

なぜ効果があるのかを説明し、彼らが「じゃあやってみよう」という気持ちになるまで親はまたなければならない。

 

心拍数の計測はこういう状況の時にこそ役に立つ。

 

この記事の冒頭で紹介したように、運動音痴の子がだらだら走っているように見えたとしても、計測している心拍がしっかりと強度が 上がっていたら、その子は真剣に運動に取り組んでいることがわかる。

 

 

ただ、見た目にはさぼっているようにみえるだけだ。

 

運動を強制させれば、だらだらと運動を続けてしまうかもしれない。

 

心拍数を●●まであげるなど数字として目標が明確になること、モチベーションが保ちやいと僕は考えているので、心拍数計を使って運動することをおすすめする。