室伏広治さんの言葉から学ぶ「助言」の大切さ

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先ずは、室伏広治さんの言葉。

 

「何かを追求し、自分と向き合うこと。多くの人から助言を引き出し、それを自分のものとしていくこと。それは競技に於いてだけでなく、すべての仕事、人生に通じるものがあると思う。」

 

この言葉で僕が最も気になるのはどうやって”自分のもの”にするのかという点だ。

 

僕が考える、自分のものにする方法はアドバイスしたことを試してみるという当たり前の結論である。

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決断は直観?直感?とにかく思いついたらやってみたら

今回取り上げるのはクルム伊達公子さんの言葉で「決断」をするのに彼女が頼った直観について。

 

僕は個人的に直観ではなく直感だと思っている。

 

直観は人生に1度あるかないかの感覚で、僕達が頼るのは直感だと思うからだ。

 

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40過ぎまで現役だったレジェンドから学ぶ.3「イチロー」

イチロー選手の言葉は名言だらけだが、今回選んだ言葉は「恐怖」、つまりストレスに関すること。

 

ある程度結果を残してくると、必ずそれを失うことへの恐怖が芽生える。

 

だからより練習できるし、努力ができるとイチロー選手は語る。

 

実は、僕達の先祖が動物と共存し常に死の危険に晒されていた時代は、恐怖やストレスがあったからこそ僕たちの先祖は生き残ってこれた。

 

恐怖やストレスが悪なのではなく、その恐怖やストレスをどう捉えるのかが問題なのだ。

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40過ぎまで現役だったレジェンドから学ぶ.2「三浦知良」

40歳を過ぎても現役スポーツ選手として活躍した挑戦者達の言葉を、トレーニングをしたくないときの僕の活力としたり、その言葉から何かをまなべるのかについて書いていくシリーズの2段目。

 

2回めも前回同様「三浦知良」さんの言葉からです。

 

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『元気だね、変わらないね、とよく言われる。ただ”変えてきたので、変わらずにいられる”とも言える。

 

20代はきつい練習で調子が上がったとして、同じことを30代にやると疲れが抜けずに逆効果になる。ダッシュの本数を100本から30本に抑えて、その分、走りの密度や効率を求めると身体や感覚の帳尻が合ってくる。量を減らすのは後退に似て、怖く感じるものだけどね。』

 

 

「変わらないために変わり続ける」という言葉は、実は多くの人が使っている言葉です。

 

例えばニール・ヤングの名言「変わり続けるからこそ、変わらずに生きてきた」

I have changed my ways of doing so much, so I have been able to send my life without changing my precious self

 

という言葉があります。

 

身近なところでは一風堂の企業理念が「変わらないために変わり続ける」です。

 

一風堂の経営者のインタビューによると、この経営理念に込められた意味は

 

『変わらない味と言われるためには、常に味を向上させなければいけない。ベースになる味は変えず、お客様の舌がおいしいと感じる一歩上の味を出し続けることがおいしいと言われる秘訣(ひけつ)である』

 

一風堂のようなパイオニアの出現によって、一風堂に刺激をうけた若手ラーメン屋さんが続々と誕生し、市場が活性化する。

 

すると、世の中のラーメンに対する平均値が上がる(市場が育つ)ので、何もしなければ相対的に自身の価値がさがることになる。

 

 

だから少しずつ、何かを変えていかなければ、人々の記憶にある「変わらない味」にすら到達しない。

 

 

トレーニングの目的は現状維持も大切な目標だけど、やはり理想の体型や体力を身に付けることだと思う。

 

 

毎日同じ内容のセットメニューをこなすことは、筋肉がいつも同じ刺激を受け取ることであり、その刺激に慣れてしまい現状維持も難しいかもしれない。

 

 

前回はフローを起こすために日々4%の努力を上積みするという話だったが、昨日よりもほんの少し努力を積み重ねなければ現状維持もできないかもしれないというのが今回の結論。

 

 

僕たちは何かを得るよりも何かを失うことのリスクを過大評価する。

 

 

今自分が行っている行動が明日も同じであれば、それは今持っているものすら失っていくかもしれない、と思考を変えれば、もう少しだけ努力できるようになるのかもしれない。

 

40過ぎまで現役だったレジェンドから学ぶ.1「三浦知良」

40歳を過ぎても現役スポーツ選手として活躍した挑戦者達の言葉を、トレーニングをしたくないときの僕の活力としたり、その言葉から何かをまなべるのかについて書いていきます。

 

 

 

まずは、みんなだいすき(すいません、僕が好きなだけです)「カズ」三浦知良さんから。

 

 

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「昨日でも明日でもなく、「今日」しか僕の目には映らない。今日というこの日、このひととき、自分に何ができたのか、自身のどこを伸ばせたのか、そんな今日を自分がどう感じているのか。それこそが大事なんだと思う」

 

 

「今ここ」の感覚を超一流の選手はもっている。

 

 

昨日はすでに終わり、明日はまだこない、だから今日、なんだが僕たちは悲しいぐらいに未来志向です。

 

 

明日はきっと良くなる!!と根拠のない曖昧な楽観主義で生きている。

 

 

どうやったら現実を、今という瞬間を、僕たちは見つめることができるようになるのだろうか。

 

 

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色々な方法があるが、有名なのはグーグルなどの最先端企業で取り入れられているマインドフルネスという瞑想だろうと思います。

 

 

瞑想は何も考えずにただ座禅を組むことで、感情を捨てたり心を抑制したり、ストレスから開放されリラックスするための方法と思われがちです(確かにその点にも効果はある)。

 

しかし、瞑想の効果はリラックスし集中して自身を見つめることでバランスの取れた集中を身につけることができるそうです。

 

 

そうです、と書いたのは実際に瞑想をためしてみたけど、とてもそんな境地には達することができなかったから。

 

瞑想初心者は呼吸に集中してゆっくり大きく呼吸をすることから始めると思うので、瞑想による集中力を身に付けることは困難でも、呼吸を整えることによる、ストレスの軽減、エネルギー活性化は期待できると思います。

 

 

 僕の経験では瞑想によって集中力を身に付けるのはとても難しい、でもトライする価値は十二分以上にあるが、僕が日々取り組んでいることはもっと簡単なこと。

 

 

僕が「今日」に集中するために取り組んでいることは昨日よりも少しだけ「今日」を良くすることです。

 

具体的には4%改善です。

 

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この数字はエクストリームスポーツ選手を「ゾーン(もしくはフロー)」という視点で研究した本で学んだことです。

 

超人の秘密:エクストリームスポーツとフロー体験

超人の秘密:エクストリームスポーツとフロー体験

 

 

 

命綱なしで断崖絶壁を登る、大波にのるサーファー、万里の長城を飛び越えるスケーターなど命知らずとも言える彼らを研究し、彼らがほぼ全員達成しているフロー状態にどうやって入るのかという説明の中で4%改善が登場します。

 

僕は日々のトレーニングにおいて昨日よりも1回多くこなす、という目標を立てています。

 

達成できない時もあるけれども、「もうだめだ、つらい、もう終わりだ」というときに「あと一回だけ頑張れ!」と心の中で自分を鼓舞する、その瞬間だけは「今」に集中しているように感じるのです。

 

トレーニングは毎日同じことを繰り返すのではなく、負荷を少しずつ上げていくなんてことはトレーニングの基本です。

 

でも、「4%改善でフローに少し近づける」などの理論で後押ししてあげないと、毎日何かを変えていくのは難しいと僕は感じる。

 

モチベーションが高い時には毎日負荷を上げていけるが、気持ちはいつか切れてフラットかマイナスになる。

 

気持ちが冷めれば、いつものトレーニング以上の負荷をかけずに止める。

 

 

そのとき自分を後押しするのは、客観的な数字や理論だと思う。