ただの日記「ミステリーを数冊読んで」

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年末年始にかけてミステリーを5・6冊図書館で借りて一気に読みました。

 

ネットで面白いと評判の本や以前読んで面白かった作者の本を選んで借りたんですが、連続で数冊読むことによってミステリーの楽しみ方がほんの少しだけわかったようなきがします。

 

僕が感じた面白さはどこで著者が読者を引っ掛けるのかを考えながら読むことでした。

 

 小説は著者の意図を汲むもの?

 

例えば、本当は登場人物が6人いるのに5人しかいないような書き方をしているとか、明らかに犯人ぽいやつはやっぱり犯人じゃないとか、「ミスリード」を産むような文章に注意しながら読むことで面白さが倍増したような気がします。

 

僕が普段読んでいる本は、1文1文の意味を考えながら読んだら一生かかってしまうような難解な本を短期間で読まなければ行けなかったり、取り急ぎ自分が”今”知りたいことだけを読みたいから読むような本だったりするので、自分が理解できそうにない部分だったり、必要なさそうだと判断した文章はがっつり飛ばして読むという癖が付いています。

 

そのため小説を読んでいても文章を飛ばして読んでしまって事件のあらすじだけを追ってしまうことがたびたびありました。

 

そのためトリックや事件の意味がよくわからず本の内容を解説しているブログなどを読んでようやく納得するという始末。

 

今回は文章をならべく飛ばさずにじっくり読んだのですが、それでもミスリードをしたり、著者の思惑通りすっかり騙されたり、見当違いの犯人を予想したりと散々でしたが、文章を味わうという楽しみかたが1%ぐらいわかったような気がします。

 

著者がどんなトリックを僕達読者に仕掛けようとしているのか?その謎との対話が醍醐味の1つであって、きっとこの1文をひねりだすまでに試行錯誤したんだろうなという文章を読みながら見つける楽しみが小説にもあるんだな~と再認識したのが最大の発見でした。

 

しかし、僕には一つだけ納得できないことというか、個人的に気に入らない点があります。

 

それはミステリーでは不可欠な謎解きをする人物の存在です。

 

名探偵が最後に突然登場!が嫌い

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あくまでも僕の個人的に受け入れがたい部分であって、作品を批判したいのではなく「合わない」というだけですが

 

 

僕はミステリーを読んでいて突然名探偵がでてきて事件を颯爽と解決するという展開が好きではないようです。

 

 

御手洗潔シリーズを今年に入ってから何冊か読んだのですが、作品の中には御手洗潔が終盤に登場して事件を解決するというパターンもあるんですが、これは御手洗潔が事件を解決することが事前に分かっているので、警察や作品に登場する人物が読者の立場で常識的に事件をとらえて解決しようとするも理解不能な事件を彼がどのような推理を働かせるのかが見せ場なので問題なく読むことができます。

 

 

僕が受け入れがたかったのは、今回読んだ本の中で、それまでの話の展開の中でまったく存在していなかった頭脳明晰な探偵が突然登場して事件を解決してしまった作品がありました。

 

 

誰が事件を解決するのか?その方法は?と予想しながら読んでいたので、唐突に現れた名探偵にかなり驚きました。

 

 

他の作品では登場人物があるバンドを組んでいて、そのうちの一人が急にバンドを脱退してしまったが、その人物は常人では見落としがちな小さな事実から真実を言い当てる思考力を持っているとうエピソードが語られていて、伏線としてその彼が探偵役をするという流れがしっかりと書かれていました。

 

 

その作品では脱退した元メンバーが終盤に突然帰国し、事件を解決したのですが、そこに違和感はありませんでした。

 

 

誰が事件を解決するのかがわからない作品を読んでいると、ただでさえ作者のトリックにひっかからないように注意しながら読んでいるのに、探偵役は誰?という問題も加わるため僕にとってはそれがストレスになるようです。

 

多読の勧め?

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まとめて数冊を読むことで、作品を比較しながら自分がどんなタイプのミステリーが好きなのかを知ることができたので、まとめて何冊か読むと発見できることが結構あることがわかりました。

 

1冊だけだと、読み終えた感想としては面白いか面白くないかでしか判断しないことが多かったのですが、数冊を一気に読むことでどんな点が自分にとってあまり面白くなかったのかが比較によって浮かび上がってきます。

 

 

時間がないと数冊をまとめて読むことは難しいですが、時間のあるときは同じジャンルの本を一気読むすると意外な発見があるかもしれません。

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